1987-06-18 第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
本日は私が中国国家を代表して、中国政府を代表して趙紫陽首相の代理としてお話しをするということから、いろいろ話がありまして、その結果、防衛問題について触れないわけです。
本日は私が中国国家を代表して、中国政府を代表して趙紫陽首相の代理としてお話しをするということから、いろいろ話がありまして、その結果、防衛問題について触れないわけです。
最近の中国との情勢を見ますと、昨年、私が伺いましたときに、趙紫陽首相から幾つかの御要請がございまして、その中には近代化のための資金供与の問題あるいは貿易のインバランスの解消の問題、直接投資の奨励の問題等々ございました。それらにつきましては、その後いろいろ努力もしておるところでございます。 最近の情勢を見まして、この間、私は約二百億ドルの資金の還流を発表いたしました。
日中の関係は、十一月八日、九日、中曽根総理が訪中をされて鄧小平党中央顧問委主任、趙紫陽首相、胡耀邦総書記、こういった幹部の方々に会われて、藤尾発言あるいは教科書、靖国神社問題等で波風があった雰囲気は、中国側とすれば藤尾問題については総理の英断というものを評価されて、行ったときは比較的とげとげしい空気でなくて、訪中は一定の友好の雰囲気の中で帰られたのじゃないか。
中曽根総理は、我が国との友好関係にある韓国に行かれまして全斗煥大統領と会談し、さらに今回、日中交流センター定礎式に出席のため訪中され、鄧小平国家主席あるいは胡耀邦総書記、趙紫陽首相と相次いで首脳会談を行い、幅広い意見交換を行ったということについて、私は、隣国の友好促進にはずみをつけたろう、そのように思っております。
私は滞在中、鄧小平主任、胡耀邦総書記、それから趙紫陽首相と三回会談をいたしまして、まず日中間にある基本的諸原則、すなわち国交回復のときの共同声明あるいは日中平和友好条約あるいはいわゆる四原則、こういう基本諸原則を尊重しつつ、お互いに主権と独立を尊重し、国民感情を尊重し合いながら、この原則のもとにさらに友好協力を増進しよう、そういうことを確認いたしまして、日中間を二十一世紀にわたっても揺るぎのない平和
一、二の重要な政策表明を御紹介いたしますと、八四年の五月、第六期全国人民代表大会第二回会議における趙紫陽首相の政府活動報告の中で、中国は、核の拡散の主張もしなければ、核の拡散もせず、他国の核兵器開発に協力することもしない。
それは中国一つを見ましても、中国は国連におきましても、あるいは最近における趙紫陽首相の言動等も見ましても、まず米ソが相当量の削減を先に行いなさい、国連においては五〇%という数字を挙げておりました。
○中曽根内閣総理大臣 先般中国へ参りまして、鄧小平主任あるいは胡耀邦総書記あるいは趙紫陽首相らの皆さんと会見いたしましたが、特に胡耀邦さんとの話等におきまして、朝鮮半島に絶対戦争があってはならない、この見解については両国首脳部において完全に意見が一致した。そのためにおのおのがおのおののやり方、環境に従って努力し合おうという約束をしたことも非常に大きな成果であると思います。
米中の関係からすればそろそろ米国の大統領が行く時期でもありますし、先般趙紫陽首相がアメリカを訪問したその答礼に行ったわけでありますし、そしてアメリカの世界戦略ということから見ましても、米中関係を進めるということはそれなりにアメリカにとってもプラスですし、また中国にとっても、中ソ関係がなかなか進展しない、こういう中でアメリカとの関係を改善していく、そしてアメリカの高度技術を中国に入れる、こういう面においても
○安倍国務大臣 今お話を承りながら思い出したわけですが、先般中曽根総理大臣と一緒に中国を訪問した際に、我々が別れのあいさつに趙紫陽首相を訪問いたしました。そのときに趙紫陽さんがこういうことを言いました。
同時にまた、非常に印象的であったのは、最後に趙紫陽首相が、自分たちは社会主義国である、また日本は資本主義国だ、しかし日本と中国がこんなにいい関係というのは、これは歴史の中でも体制の違う国々がこんなにいい関係を持つということは珍しいことではないか、同じ体制でも北の方のソ連との間ではどうもまだぎすぎすしている、大きな問題が残ってむしろ日本ほどいい関係でない、体制は違うけれども日本とはこんないい関係になっている
さっき安倍外務大臣は、趙紫陽首相が日本と中国とはこれだけ体制が違いながらこんなにうまくなっている関係はないと言ったことを非常に礼賛あるいは評価されましたが、事は必ずしもそう簡単ではないのであって、体制の違いというものも今後いろいろな面で大きく出てくる場合もあります。
安保条約あるいは日本の憲法の中における日本の防衛のあり方、非核三原則、専守防衛、そうした日本の防衛に当たる安保問題についての基本的な政策を説明をいたしたわけでございますが、それに対しまして趙紫陽首相も日本のこうした防衛政策については基本的に理解できるということでございまして、中国も日本の安保政策あるいは防衛政策については理解があると私は見ております。
また首脳会議でも、短時間ではありましたが、中ソの関係について趙紫陽首相から中曽根総理に対して説明があったわけでございます。
鄧小平主任ですか、この人が第一線から退いているような形ですけれども、やはり最も大きな最高第一人者でありますし、そのもとに胡耀邦総書記と趙紫陽首相がおられるわけでありまして、先般鄧小平主任に会ったときも、天が落ちてもこの二人の体制というものは変わらない、そしてお互いに相互協力をしながら中国の現代化を進めていくというしっかりした協力関係というものはでき上がっておると、こういうことを言われました。
これは趙紫陽さんのときに出ているわけで、前段私がお伺いしておりましたのは趙紫陽首相とのお話のことをお伺いしてこれは終わったのですが、胡耀邦さんとのお話はそれではなくて、日本と北がもっと接触したら、交流したらどうか。日本の総理も中継ぎをして南と中国との交流、いろんな仲介役もなさっておるわけですから、それと同じような意味で胡耀邦総書記はあなたに提言をしたのではないんですか。
その答礼の意味も含めまして、最近における国際関係あるいはアジア情勢、あるいは日中関係の政治、経済、文化の促進、こういうような全般的な問題について、中国の趙紫陽首相あるいは鄧小平顧問委員会主任、胡耀邦総書記、そのほか皆様方といろいろ隔意なき懇談をしてきたいと思っております。
その際は、先般胡耀邦総書記がおいでになりまして諸般の話し合いをいたしましたが、その後も、いろいろ時日の経過もあり、また、趙紫陽首相以下の要人とも隔意なき懇談をいたしまして、日中友好を二十一世紀にわたるまで確実なものにするために努力したいと思います。 その際は、国際関係の諸問題あるいは日中関係の将来等々につきましてもいろいろお話し合いをしてまいりたいと思っております。
他方、趙紫陽首相は、先般アメリカ訪問の際、アメリカとともに反ソ共同戦略を築くことは不可能だと言い切っております。これらの点から見て、今後、中ソ両国が和解へと大きく前進する可能性も全くないとは言い切れないのであります。我が国としては、既に日中平和友好条約を締結し、平和友好の法的基盤は確立しているとはいえ、こうした場合に備えての対応を十分外交的に考えておく必要があるのではないでしょうか。
二階堂特使が行かれまして、中国の胡耀邦総書記であるとかあるいは趙紫陽首相その他要人と会われて、いろいろと世界の情勢あるいは両国間あるいは朝鮮半島の問題等について話し合いをされたことは事実であります。
○野坂委員 趙紫陽首相とそれから二階堂さんの話はいろいろあったけれども、新聞でもいろいろ読んでおりますけれども、緊張緩和の状態をつくらなければならぬということでは意見が一致した。あるいは、シュルツ国務長官と安倍外務大臣とお話しになったときにも大体そういう方向が出た。言うなれば、いろいろ情勢はあるけれども、緊張緩和のために努力をしようということですね。
○国務大臣(櫻内義雄君) いま主として日中関係に焦点を合わせての御所見を承ったわけでありますが、中国との関係は、昨年の十二月に日中閣僚会議を行い、また本年になって趙紫陽首相をお迎えし、その折に私としても外相会談を持つ機会を得たということで、しかも、これにこたえて間もなく鈴木首相の訪中を行おうと、こういう段階に教科書問題が起きたわけでございますが、この教科書問題が起きましてからも、目に見えない日中間の
○国務大臣(櫻内義雄君) 近隣諸国の関係をずっとごらんいただきまして、私は、ASEAN拡大外相会議へ行って、その折のASEAN諸国の動向、あるいは趙紫陽首相がお見えになり昨年来中国との間で閣僚会議を持ったその経験、また韓国との間におきましては経済協力問題で接触をしてきておる、こういういろいろな現実直面しておる会議、問題等を通じて考えますときに、決して日本が非常に近隣諸国との間で悪いというそういう認識
○櫻内国務大臣 鈴木首相の訪中につきましては、かねてこの秋には趙紫陽首相の訪日にこたえる、その一つとして訪中をするということが明らかにされておるわけであります。玉城委員のおっしゃるとおりに、本年が日中国交回復の十年の節目の年でもありまして、この鈴木首相の訪中が有意義に行われるということは必要なことだと思います。
○櫻内国務大臣 本年趙紫陽首相閣下を日本にお迎えをして、国交回復十年の節目の年である、超首相にこたえて鈴木首相も秋に訪中をしょう、こういう際でありますから、高沢委員のおっしゃるように、よい環境の中でお出かけをいただく、そのことに誠意を持って努力することは言うまでもございません。
最後に、中国との関係におきましては、先日趙紫陽首相が訪日をされて、それを受けまして鈴木総理と小川文部大臣御自身が九月に訪中をされるということ、また、韓国との関係においては経済協力問題が大変大詰めを迎えているということ、こういうこともありまして、今後の対応というものはきわめて慎重に、しかも誠意を尽くしてやっていかなければいけない問題だと思います。